ながのじゅん(永野潤)さんがジラール/ペルーティエ『ゼネストとは何か?』(1895年)を訳出されています。おそらく和訳としては初出になると思います。
著者のひとりであるフェルナン・ペルーティエ(Fernand Pelloutier, 1867~1901)は革命的サンディカリストで、黎明期のフランスの労働運動に活躍したミリタンにしてアジテーターのひとりです。28歳にして労働取引所連盟(Fédération des bourses du travail)の書記長となり、労働取引所を労働者の自律的運営による根拠地とする運動を牽引。積極的にゼネストによる革命をぶちあげ、1890年代には依然としてゲード派(議会主義左翼)の影響下にあった労働組合全国連盟(Fédération Nationale des Syndicats)にも影響を与えたとされています。1895年の労働取引所連盟と労組全国連盟の合同にちからを尽くしましたが、若くして夭折。
ペルーティエは「行動によるプロパガンダ」(いわゆるテロリスム)路線が激しい弾圧で壊滅していらい逼塞していたアナルシストたちに対し、積極的に労働運動にくわわるように呼びかけた「アナルシストへの手紙(Lettre aux anarchistes)」(1899年12月)でも知られています。
cf.

アナキズム 13号
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