リスボンでのボナンノおよびフリストスとの連帯

 去る3月23日火曜日、リスボンのサルダニャ地区にあるギリシャ大使館の通商経済部の玄関、内部および周辺において数百枚のビラが配布された。
 ビラには次のように書かれていた。

ギリシャおよびあらゆる場所において、全ての人に自由を

 事実、ポルトガルでの状況はギリシャのそれと同じだ。生がサバイバルに転化していると我々が感じる日常的な悲惨の中で、住民たちは貧困の中に生きている。その間に経営者たちと銀行は、我々のものだったそれぞれの瞬間とそれぞれの場所を我々から奪い取る。警察、法廷および監獄は敢て悲惨と直面する者たちのためのものだが、今やますます、直面しない者たちのためのものになっている。吐き気を起こさせる規則正しさをもった民衆は迫害され、殴られたり警察に撃たれて殺されたりする。何故なら誰もが潜在的な脅威だからであり、単純に言えばつまり、国家は権威と武器をもち暴動を恐れているからだ。監獄は正確にその役目を果たす:尊厳を抹殺すること、望ましくない者たちの保管庫として役立つこと、見せしめとして役立つこと、反逆者を処刑すること。純粋に単純に処刑すること。
 しかし、ポルトガルにおいてはギリシャでのように、全ての地方でのように、この搾取のための、弾圧のための、まだ自由に呼吸している者全ての抹殺のための制度を、ただじっと見ているだけではない者がいる。絶望と諦めを払いのけ、攻撃へと向かう生をあらゆる手段を尽くして掴み取る者がいる。
 ギリシャのトゥリカラ(Trikala)において、2009年10月に、ある銀行への襲撃に続いて逮捕されたフリストス・ストゥラティゴプロス(Christos Stratigopoulos)とアルフレド・マリア・ボナンノ(Alfredo Maria Bonanno)は、それらの諸個人の中の2人であるに過ぎない。彼らは犯罪によって起訴されているが、それとは別に、自由のための闘争こそ、彼らが絶えず犯した犯罪である。
 我々は特に、彼らがアルフレド・M・ボナンノを不当にも拘束し、コリダロス(Koridallos)刑務所(アテネ)において承認できない条件下に置き、一層不当なことには彼を、2009年7月に起きた別の銀行襲撃の容疑でも起訴しようと企んでいることを弾劾したい。国家による復讐の政治は、深刻な健康上の問題にさらされているこの73歳の同志を、物理的にも精神的にも抹殺しようと狙っている。アルフレド・ボナンノは何十年にもわたって運動を担い、ギリシャの軍事独裁政権(1967‐1974年)に対して活発に抵抗したアナキストであり、そして多くのアナキスト文献の著者であり編集者である。これらのことこそ、彼の生命を危険にさらす条件の下で、彼らが彼を投獄している本当の理由である。

 我々はアルフレド・マリア・ボナンノを即刻釈放することを要求する。
 全ての監獄の破壊のために。

 アルフレド・M・ボナンノおよびフリストス・ストゥラティゴプロスとの国際連帯企画
 (Iniciativa internacional de solidariedade com Alfredo M.Bonanno e Christos Stratigopoulos)


 同日、「ギリシャ国家および全ての監獄に抗して/ボナンノとフリストスに自由を」と書かれた横断幕が、リスボンのアラメダの噴水の上から吊り下げられた。

(原文)
英語: http://aftertrikala.blogspot.com/2010/04/blog-post.html
ポルトガル語・ドイツ語: http://pt.indymedia.org/conteudo/newswire/911

(各地の連帯行動の情報)
英語: http://aftertrikala.blogspot.com/


【ONLINEアナキズム注】

この記事はヤニス・ジミトゥラキスの記事と同じく、Iさんの翻訳によるものです。

ボナンノとフリストスが逮捕された状況については Infoshop325 に投稿された記事が参考になるでしょう。また、都市ゲリラ活動を展開する Conspiracy of Cells of Fire – Nihilist Fraction のコミュニケがこの二人への献辞となっています。