アルゼンチン:公園からの強制排除で3人が殺される

 12月7日、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスのビリャ・ソルダティ(Villa Soldati)地区のインドアメリカ公園(Parque Indoamericano)のスクウォットで生活する住民たちが、連邦警察・憲兵隊・首都圏警察によって強制的に排除された。その過程で、24歳のパラグアイ人の「エル・ガリョ」・ベルナルド・サルゲイロ(”El Gallo” Bernardo Salgueiro)と28歳のボリビア人のロセマリ・チュラプニャ(Rosemary Churapuña)が殺害された。12月9日には、38歳のボリビア国籍の労働者であるフアン・カスタニェタ・キスペ(Juan Castañeta Quispe)が亡くなり、死者は3人となった。

ブエノスアイレス・リベルタリア網(Red Libertaria de Buenos Aires)の声明
原文:http://www.redlibertaria.com.ar/articulos/leer/185

組織化と闘争を弾圧に対置しよう

 ブエノスアイレス・リベルタリア網より、インドアメリカ公園で仲間たちが被っている弾圧を全力をもって非難する。ベルナルド(Bernardo)、ロセマリ(Rosemary)、そして今度はフアン(Juan)が殺されてしまったのだ。その上に多数の拘束者や殴られた者たち、収容された住民たちや、体を鉛の弾(balazo de plomo)で撃たれた2歳の赤ちゃんまでいる。
 市の政策はこれ以上ないほどはっきりしている。定住地を根こそぎにし、首都の貧民たちを狩り出し、どんな抗議をも回避するために弾圧の装備を強化する。その途中で移民たちに諸悪の罪を着せるという、あまりに使い古されたようにみえるトリックに回帰する。そして死んだのは彼ら(移民たち)なのだ。今このことが起きているのは偶然ではない。2011年の選挙への立候補者たちが名乗りを上げ始めるなかで、マクリ(Mauricio Macri=ブエノスアイレスの現職の市長で、2011年に任期が切れる)は経営の保守主義者としての横顔を取り付けようとしている。
 他方では、アルゼンチン政府は抗議を弾圧するのに火器を使わないと自慢しながら、連邦警察を運用することを通じて首都圏警察の近くで貧民たちに発砲している。非難が爆発したときは手を引いたが、マクリと同じように、彼の役人たちと警察にもこれほど血が染み付いている。
 状況を複雑にさせているのは、昨日、近くの同じ街区の住民たちの間に対立が起きたことだ。彼らを家から引き出そうとする占領者(政府)のメディアのテロと、社会の目に対して弾圧を正当化しようとするマクリ派の中心人物たちにそそのかされたのだ。我々は貧民たちの間に戦争が起こることを許さない。我々の生と仲間たちの生のために、我々は政府に対して団結して闘争する。我々を分断することができる旗など存在しないのだから、全世界の搾取されている人々はきょうだいなのだから、そして我々は、我々を殺し続けるのをそのままにさせてはおかないであろうから。搾取の制度と、貧困を発生させる抑圧を支える者たちこそは、今や弾圧、殴打と殺人を隠蔽しようとしているのである。

人民を殺すのをやめろ!
警察は地区から出て行け、首都圏警察は解散しろ!
全ての人々の住居のために!
弾圧に抗して組織化を!

社会主義と自由のために!

ブエノスアイレス・リベルタリア網

参考:アルゼンチンのインディメディア
http://argentina.indymedia.org/features/buenosaires/

(投稿・訳/I)