G8/G20反対行動に際してのNo One Is Illegal(トロント、バンクーバー、ハリファックス、モントリオール、オタワ)の共同声明

フェンスを無くせ、国境も無くせ!
不法な者などいない、不法なのはカナダだ!

すでに周知のように、6月25日から27日にかけて、世界で最も富める国々(G8およびG20)の政治屋・詐欺師ども[poli-trickers]や金融エリート、そしてEUやIMFならびに世銀の首脳たちが、ハンツビル[Huntsville]およびトロントに顔合わせにやって来る。彼らは緊急援助や企業のエコ対策、そしていかにしてより多くの金を、自分と仲間たちの懐に入れるかを話し合うことだろう。G8およびG20の国々とその企業は、地球上の武器のほとんどを製造して戦争によって利益を上げ、石油企業や大規模な工業計画を援助しており、彼らのせいで毎年、何百万もの人々が故郷から追い立てられている。G20諸国にたどり着いた出稼ぎ労働者たちは、いくらでも搾取できる労働者として扱われ、不安定な仕事へと囲い込まれ、そしてその多くは、拘束や強制送還への恐怖の中で暮らしている。
今週、G8とG20の致命的にひどい政策を暴露し異議を唱えるために、トロントに何千人も結集することだろう。No One Is Illegalという、カナダ[Kanada]中に広がる草の根の反植民地化の、移住民の公正を求めるグループの、主として人種化された/移民の背景をもつメンバーたちがそこにいることだろう! 数多くのフェンスや国境が我々を分断しているが、そんなもののない世界を創造するために、正義や尊厳とともに生きられる共同体を創造するために、我々は闘うであろう。我々は友人たちと仲間たちに、我々とともに闘うことを呼びかけるとともに、とくに傷つきやすい人々(有色の人々、トランスの人々、地位をもたない人々など)には、互いに助け合いながら身を守るために、親近グループを形成することを勧める。
6月22日、我々は皆、ジェンダーの公正とクイアの解放を求める運動に参集するであろう。女性たちとクイア、それにトランスの人々の、周辺化を克服するための、日々の生きられた経験に基礎を置いた強烈かつ創造的な行動が展開される。No One Is Illegalの「不安のないアクセス」キャンペーンの一部として、全ての移住民の女性およびトランスの人々に避難所、聖域、地位への権利を与えることを、我々は要求することになるだろう。6月23日には、我々は環境の公正を求める活動家たちとともに集まる。彼らは諸機関や企業の環境に対する責任を暴露し、カナダの略奪的な工業が国内と海外において、どんな衝撃を社会に及ぼしているかを暴露している。
6月24日、我々は自らを防衛する先住民たちの傍らに立つであろう。タートル・アイランド[亀の島=北米大陸]では何世紀もの間、植民地化と民族皆殺しの政策によって、先住民の貧窮化や独自の文化の強制的な同化、土地や資源の略奪が引き起こされてきた。非ネイティブの多くの人種からなる支援者として、我々はつねに先住民の諸共同体と連帯し、活発な運動を展開しなければならないと強く信じている。
6月25日、尊厳と人間性をおびやかす貧困、差別、包括的な社会サービスの欠如、賃金奴隷的な労働条件、移民への抑圧的な政策、ジェントリフィケーション[再開発などによる高級住宅地化]、環境の劣悪化、そして警察の野蛮さに抗して、日々組織化を行うコミュニティー・グループとともに我々は行進するであろう。我々は[広義の]「ホームレス」化と[野宿者などの]強制退去に反対する闘争に参加し、フェンスまで行進してテント村を建設し、我々が住みたいと願うような正当な共同体のモデルを示すであろう。
6月26日、我々は戦争に反対する活動家たちの側に結集し、共謀してアフガニスタンからハイチまでを占領する帝国主義者たちの企てから、カナダが手を引くように要求するであろう。我々は家父長制、人種差別、民営化、社会サービスの削減、そして移民・移住民の労働者からの搾取に反対する労働者たちと、生活賃金、労働の自主管理、そして全ての者に地位を与えるように要求する労働者たちと、資本主義の暴力に改善の余地はないことを明らかにする労働者たちと、ともにあるであろう。
6月26日、我々はまた、反資本主義者たちやラディカルな労働運動の活動家たちとともに立ち上がるであろう。彼らは警察国家や、G20諸国の財務大臣たちと企業を覆い隠す10億ドルのセキュリティー機構と、フェンスの前で対峙し続けている。パレスチナからメキシコに至るまで、国境の壁に対する抵抗は抑えられないし、解放を求める我々の愛と怒りも同様に抑えられない。軍事化されたフェンスとは、世界的規模のアパルトヘイトと企業の貪欲さの、そしてエリートを民衆から隔離する方法の物理的かつイデオロギー的な象徴であり、崩壊するはずであると我々は断言する。
6月26日の夕方、我々は街路の返還要求をする者たちとともにパーティーを開くであろうし、6月27日には、我々は監獄の廃止を求める人々とともに、不安の増大および刑務所と監視産業の複合体による弾圧に光を当てるであろう。
これからの一週間、我々は全ての仲間たちに、街路で正義のために団結して行動することを呼びかける。全ての先住民の共同体の自己決定、環境の公正、所得の公平と資源に対する共同体による統制、移民の公正、ジェンダー・クイア・「障害者」および生殖の諸権利、そして全ての抑圧された民衆たちの解放が実現する世界のために。あらゆる壁とフェンスが崩れ落ちるまで、闘争に立ち上がろう!

彼らの側に向けられた壁は、橋である。
(米/メキシコ国境の壁のグラフィティより)

(原文:英語)
http://toronto.mediacoop.ca/newsrelease/3703

(翻訳/I)